生命保険の上手な利用の仕方
ライフサイクルと生活設計
将来の生活設計を立てるときに役立つのがライフサイクル表です。ライフサイクル表はその時々によって収入や支出がどのように変化するのかをつかむことを目的としたものです。
一般的には収入は年々増えていきますが、お子さまのご結婚までは、教育費、住宅資金等で支出もかさみ、ご家族への責任も重くなります。
あなたの生涯を通じて、いつ、どのような資金が必要になるかといった生活設計を描いてみましょう。
もしあなたに万一のことがあっても、残されたご家族でその生活設計を維持することができるでしょうか?
生活設計と計画的な資金準備
ライフサイクルに合わせた生活設計ができたら、次は資金準備を計画的に進めることが大切です。資金準備には預貯金や信託・債権・株式等、いろいろな方法があります。
しかし、それも一家の働き手であるご主人が健康である、ということが大前提です。
ご主人に万一のことがあった場合のご家族の生活資金を準備するためには、生命保険が最も適切だといえるでしょう。
ご家庭の幸せを守るためには、少なくとも次の5つの資金準備が必要とされています。
ご主人に万一のことが起こった場合に必要な資金
- 遺族生活資金…万一のときのご遺族の生活資金です。
豊かな老後を送るために必要な資金
- 老後生活資金…退職後のご夫婦の老後生活資金です。
その他、幸せを守るために必要な資金
- 住宅資金
- お子さまの教育・結婚資金
- 緊急予備資金…病院への支払い、葬儀費用、借入金の返済等です。
生活設計と生命保険プラン
生命保険の利用目的も年齢、家族構成や収入等により人それぞれに異なります。
次の点をよくお考えのうえ、生活設計に適した保険を選んで、確かな生命保険プランを立ててください。
- 契約目的をはっきりさせる
- 目的にあった保険を選ぶ
- 保険金額を決める
- 保険期間を決める
- 特約を活用する